インプラントここが知りたい質問30
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質問12 歯が一本もなくてもインプラント治療は可能ですか?
質問13 抜歯と同時にインプラントはできますか?
質問14 サイナスリフト、ソケットリフトという方法を聞きましたがどんな方法ですか?
質問15 GBR(骨の再生法)とは どんな方法ですか?

質問12 歯が一本もなくてもインプラント治療は可能ですか?
失われた歯の数は関係ありません。全くご自分の歯のない 総入れ歯の方でも インプラントで 入れ歯をはずして 力強く食べることが可能になります。ただ もともと歯の数はお口全体で 28本(上下14本)あります。総入れ歯の場合 インプラントだけで回復するには 骨の状態にもよりますが、少なくとも8~10本のインプラントは必要となります。  ですから コスト負担が増えることはご了解下さい。費用を抑える場合は 上顎だけ あるいは下顎だけインプラントによるブリッジで固定式にし、反対側は総入れ歯にしておく手もあります。また 4本インプラントをし それに入れ歯を固定するやり方もあります。この方法も入れ歯が動かず、力も入るため 長い間総入れ歯で苦しんでおられる方には 喜んでいただける方法です。さらにマグネットをインプラントの上に付けて 入れ歯をくっつける方法や ミニインプラントという即日終了するインプラントもあります。いろいろとやり方、方法はありますが 直接 骨の状態、かみ合わせ、ご希望など 現状を よく調べてみることが必要です。総入れ歯でも 上手に作れば 十分噛んでいただけるのですが、特に下顎の総入れ歯において 安定や吸着が得にくいケース(入れ歯が動く状態の方)もあり インプラントの応用が可能であれば 入れ歯がしっかり固定され、力が入り、よりよく噛める喜びが増すことは事実です。

質問13 抜歯と同時にインプラントはできますか?
一般的な考え方としては 抜歯し 抜いた箇所が治り そこに骨ができてからインプラントをすることになります。抜歯してから 4ヶ月~6ヶ月で 骨ができ、インプラントできます。しかし 抜いたまま 何ヶ月も置きますと 明らかに骨がやせて(消失して)しまい インプラントそのものはできても その入れる位置的問題(どうしても内側に入ってきます)や 完成時の見た目(審美性)が悪くなる結果(歯が長くなるなど)につながります。ですから全てではありませんが、できるだけ早期 あるいは 抜歯と同時にインプラントを行うことが推奨される傾向にあります。同時インプラントの場合は 通常 人工骨や特殊な膜やコラーゲンを用いるなど「GBR」という造骨処置を行う必要がでてきます。
抜歯と同時にインプラントを行う方が 完成までの期間の短縮も図れ、手術も1度に済むなど 有利な点もあります。患者様にとって 期間の短縮は望まれる方が多く、また治療の計画においても 早い完成が有利な場合もあります。
抜歯同時インプラントは全てのケースにおいてできる方法ではありませんし 確実に行うなら 少し期間を置いた方が 望ましいこともあります。 ケースバイケースで 抜歯即時インプラントを 担当医から勧められる場合もあると思いますので よく説明をお聞きになってください。ケースによっては 有効な場合があります。

質問14 サイナスリフト、ソケットリフトという方法を聞きましたが どんな方法ですか?
インプラントを上顎臼歯部に植立しようとすると、しばしば問題となるのが骨量の不足ですサイナスリフトとは 上顎洞底挙上術といわれ、下記の絵のように上顎の骨が薄く (骨は少なくても8mm以上欲しいところですが)このままでは骨がなくインプラントができない5~6mm以下の場合に上顎洞という上顎にある空洞内の粘膜を上に持ち上げてその空間に新たに骨を造りインプラントを行う方法をいいます。

骨の厚みが何mm以下から サイナスリフトを適応していくか その基準は術者により また インプラントの数や 骨質など 総合的な判断により 多少異なることがありますが 目安はこの厚みでしょう。
 あまりにも骨が薄く大量の採取骨が必要な場合は、病院の口腔外科手術では 従来は腸骨という腰骨あたりから採取することが多かったのですが、術後の疼痛が強く また入院期間も長いため、最近では脛骨移植(脚から採取)が用いられるようになってきました。インプラントを行なう一般の歯科医院でのサイナスリフトは 病院で行う腸骨、脛骨の移植とは異なり、骨移植に伴う疼痛などの手術のデメリットができるだけないようにするため 代用骨 あるいは ご自分の骨と代用骨を混ぜて使用するのが一般的です。この方法でも問題なくインプラントができます。外科的なダメージはサイナスリフトの場合 どうしても大きくなることは仕方ありませんが この方法は上顎に骨がなく さらにインプラントを希望される方にとっては必要なものです。 
 また、ソケットリフトは サイナスリフトと目的は同じで 上顎にインプラントを行う際 骨の厚みが十分でない場合に行います。骨が5mm以下の場合は サイナスリフトを行うことが多くなりますが 7~8mmあれば 下図のように 下から骨を2~3mm持ち上げて そこにインプラントを埋入します。サイナスリフトより 簡単で患者様にもダメージが少ないので 手術後の痛みや腫れが あまりありません。ソケットリフトでインプラントが可能なら サイナスリフトを行うよりも歓迎される方法でしょう。

ソケットリフト サイナスリフト
上顎にインプラントを埋める際、鼻の横の空洞(上顎洞)が近くて 少し骨が足りない場合に行います。 上顎にインプラントを埋める際、鼻の横の空洞(上顎洞)が近くてかなり骨が足りない場合に行います。

質問15 GBR(骨の再生法)とは どんな方法ですか?
専門的な言葉なので お分かりになりにくいと思います。分かりやすくお話しいたしますと、例えば 家を建てる時に 正しい高さや位置にきちんと建物が建つように 土を盛るように行う造成工事のようなものです。骨の幅が不足していて そのままインプラントするとなると インプラントがきちんと骨の中に収まらず 肉芽といわれるブヨブヨした悪い肉が入り込んでしまいます。せっかくのインプラントが骨に囲まれないため しっかり固定されず、インプラントがまるで歯周病にかかったような状態になり、良好な結果が得られません。そこで ご自分の骨や人工の骨を用いたり 特殊な骨を誘導する膜を用いて 骨ができてくるのを期待します。多くの経験から このGBRを必要とするケースは少なくありません。

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