診療事例10抜歯と同時に移植とインプラントを行った治療例

診療事例10抜歯と同時に移植とインプラントを行った治療例

女性:小臼歯の所も、抜歯と同時にインプラントを行いました。また、不要の親知らずを抜歯し、抜歯せざるを得なかった第一大臼歯の所に移植しました。
他の歯を一切削らず、よく噛め、患者様に大変喜んでいただきました。

  • 治療前
    来院時のレントゲン写真です。

    小臼歯は長い間 虫歯を放置していたため 見かけ以上に また第一大臼歯も 歯根まで虫歯で深く進行し 虫歯が深すぎて、残念ながら両方とも抜歯という診断になりました。

  • 第一小臼歯の抜歯と同時に その抜いた所にインプラントを行いました。
    以前は抜歯後 数か月待ってから インプラントしていましたが 現在では ケースにもよりますが 抜歯即時インプラントを行う事も 多くなりました。

  • 第一大臼歯のところに 不要の親知らずを抜き、ここに移植しました。 

    小臼歯のインプラントも きれいに治りました。

  • 治療後
    インプラントした部分 移植した部分
    ともに噛みあわせを正しく与えるためと、審美の点から、それぞれセラミッククラウンを入れました。
    周りのきれいな歯を削らずにすむ上、よく噛めて 仕上がりにも とても満足いただきました。これも15年経ちましたが 問題なく経過しています。

歯の移植は成功率が高く、このようにインプラントと並行して行う事もよくあります。もし 移植もインプラントも用いなければ この方はどのようになっているでしょうか? おそらく患者様は「取り外しは嫌だ、白い歯にしてほしい」ということで 抜歯した2本の両隣(すなわち3本)の健康な無傷の歯を削り 5本連結のブリッジになっていたことでしょう。

犬歯を削ると 咬み合わせが変わり大きな影響を受けます。さらにセラミック修復は削る量も多くなり、当然歯はダメージを受け、冷たいものに敏感になる知覚過敏も生じたり、将来の二次虫歯など次の問題を抱えるスタートになりかねません。自分の歯を守るためには どんな治療方法が望ましいのかを示す典型的なケースです。

この事例の

長所
  1. ブリッジのように残っている自分の歯を削ることなく治療が行える
  2. 残っている自分の歯に負担がかからない
  3. しっかり噛めるようになる
  4. 見た目の回復がきれいにできる
  5. 移植を併用することで インプラント2本よりコストを抑えることができる
短所
  1. 外科処置を伴う
  2. 入れ歯に比べるとコストがかかることになる
費用
1本のインプラント埋入費用21万円(税抜)
上部構造15万〜20万円(税抜)
但し顎の骨の状態によって 骨の高さあるいは幅がない場合は 造骨処置を行う必要があります。その場合は CT診査を行った後、そのケースに応じて必要な処置の有無を説明します。

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